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【西条市】水都西条ぶらりッTrip(メジャー編)

#西条市 #石鎚神社 #御神水 #いとまちマルシェ #鉄板ナポリタン #四国鉄道文化館 #こだま

西条市在住のSammyが案内する水都西条ぶらり旅~第1弾!~

水都西条

現在様々な世代から移住先として注目を集めている愛媛県西条市。かの弘法大師空海も登った霊峰石鎚山の麓に位置し、豊富な水と豊かな自然の中で約10万人の人々が暮らしています。

今回はその10万人のひとりであるSammyが、水都西条市をご案内します!

石鎚神社

まず最初に向ったのは石鎚神社。国道11号線を新居浜(高松)方面に向かって走っていると、右手に大きな朱の鳥居が現れます。ここが石鎚山を石鎚神社(口之宮 本社)の入り口となります。
石鎚神社口之宮本社は石鎚神社の拠点(※1)であり、年間を通して、ご本殿にて春夏秋冬の祭典、神事が行われます。

大きな鳥居をくぐり、最初に現れたのが神門と呼ばれる「二重門」。第二駐車場に車を止めて、ここから本殿までいけるかな???と期待はしてなかったのですが…、

やっぱり階段にぶつかりUターン。それでも、神門の天狗の像、樹齢何百年もありそうな「石鎚神社のひのき」をみることができました。

再び車に乗り込み車道を登っていき、途中急登を乗り越え本殿のある境内へ(※1)。境内は砂利が敷き詰められているので車いすでの移動は大変です。本殿横の石畳のところまで行き乗降りすれば移動もラクです。

※1)車道を使えば本殿まで車で行くことが可能ですが、お正月等神社行事がある時は一般車両が通行できない時があります。事前に社務所に問い合わせましょう。

参拝を済ませ、再び社務所のある場所に戻り、神社会館へと向かいました。会館ではご神水コーヒーを飲むことができるのです。

御神水コーヒーとは、神社内にある湧水で淹れたコーヒーです。会館入口はスロープが設置されていますが、結構傾斜角度が急なので押してもらわないとなりません…。それでも御神水コーヒーを頂くため!

御神水コーヒーはセルフサービスとなっています。コーヒー以外にもカフェラテ、カフェチョコ、ココアなどが選べます。この日は気温も高かったのでアイスコーヒーを頂きました。なめらかな味でご利益ありそう!!!

※1)石鎚神社は、口之宮本社の他に、山頂に頂上社、中腹(7合目)に成就社と土小屋遥拝殿があります。

石鎚神社の詳しいバリアフリー情報はこちらから

いとまちマルシェ

石鎚神社に続いて向かったのは、現在西条市で話題のスポット「いとまちマルシェ」

いとまちマルシェとは、地元生産者の方が栽培した新鮮な野菜やフルーツをはじめ、精肉や鮮魚、愛媛県内の加工食品などがたくさん取り揃えられたマルシェと、お弁当やパン+(プラス)イタリア産ワインに、東京にある有名イタリアンレストランのあるフードガーデンなど、美味しいものが取り揃えられたマルシェです。

中にはいてみると美味しそうなものがいっぱい!ついつい手に取ってみてしまいます。愛媛っていいものたくさんありますね~。
フードガーデンに入ってみると、これまた美味しそうなパンやお弁当が!中でもお弁当は、中身はもちろんのこと、ポップ、容器、デザインなども加わり買わずにいられない気分になってしまいます(^^)

欲望を抑えてマルシェを離れ、一歩外に出てみると、その向こうには開放感たっぷりの大きな広場(つむぐ広場)が待ってます!
いや~、気持ちイイ!!!

(子どもたちが)水遊びできる場所もあります。流石に電動車いすでは中まで入ることはできませんが…。
開放感たっぷりの広場でお弁当を食べるのもいいですね~。

丁度お昼の時間なのでここでお昼を!

と思ったのですが…、今回は次なるスポットへ。

いとまちマルシェの詳しいバリアフリー情報はこちらから

鉄板ナポリタン!

西条市のご当地グルメは「西条てっぱんナポリタン」!
卵を具材とし、熱々の鉄板皿で提供するのがお決まりとのこと。

いとまちマルシェのお弁当やレストランも魅力的ですが、今回はこのご当地グルメを頂きに!

訪れたのは「MAHALO」という名前のハワイアンなお店。

ちなみにこのMAHALO、サッカーのあの長友選手の叔母さんがやっているそうで、お店の中には本人のサインやメッセージがたくさん!サッカーファンにはたまらないかも。(千の風に…の秋川さんのサインもあります。)

ささて本題のナポリタンですが、注文してからしばらくすると、まだジュージューと焼ける音のする鉄板がやって来てきました。

「熱・あつ・アツ~」と言いながら頂きます。鉄板の熱で焦げたスパゲッティもいいですし、たまごを混ぜて食べるとまた一層濃厚に!!

それぞれのお店で特色があるようなので、食べくらべてみるのもいいですね。

ちなみにMAHALOさんの入り口はスロープ状になっているので車椅子でも入れます。個人経営のお店なので中は十分な広さがあるというわけにはいきませんが、車いすも利用できるスペースのあるテーブル席もあります。この日はお客さんが席を譲ってくれました。ありがとうございました。

MAHALOの詳しい情報はこちら(まいぷれHPへ)

四国鉄道文化館

お昼を食べた後、次に向ったのは、四国鉄道文化館(鉄道歴史パーク in SAIJO)。実は地元民Sammyは最初それほど押しではありませんでした…。「そんなにたいしたことないけど…。」と少々消極的。実はSammyもこれまで訪れたことがなく…。

それでも、券売機で切符を購入し、中に入ってみると、

ドカン!と車両2台現れました。
どちらもかつて実際に走っていたものです。

さて、この新幹線こだま号、懐かしい人にとってはとても懐かしいものですが、何故西条に???
西条とこだま号の間にはある人物が…。

実はこの四国鉄道文化会館は「鉄道歴史パークin西条」の一施設になるんですね。鉄道歴史パークの中に答えがあるので探ってみてください。

続いて南館へと向かったのですが、南館へ行くにはエレベーターに乗って西条駅を超えていきます。

そして南館へ入ると最初に現れるのが四国の風景を凝縮したジオラマ!西条駅、その後ろにそびえる石鎚山を中心に瀬戸大橋、大歩危小歩危を列車が走ります。アンパンマン列車も走ってます( ^)o(^ )

さらに南館の奥に入ってみると、今度はSL列車やディーゼル列車がド~ンと!

SL列車って格好いいですよね~。一つひとつが機械式で作られているってところがたまりませんね。

残念ながら北館も南館も車椅子では列車の中には入れませんが、その分外からアナログ感を味わってください。

鉄道文化館ですが、列車が陳列されているだけではありません。かつて使われていた機器や看板などがずらりと展示されています。懐かしさを感じたり、「何これ~??」といいたくなるもの、マニアにはよだれが出そうなものが沢山。鉄道にあまり興味ない方でも十分楽しめると思います。

四国鉄道文化館のより詳しいバリアフリー情報を書いたblogはこちらから

more than expected

今回の西条の旅はいかがでしたでしょうか?地元民Sammyも予想していた以上に満喫したようです。西条市かなり奥が深いように思えます。&車いすでも楽しめるところがもっともっとあると思います。

今回は水都と言いながら水に関しては「御神水」だけとなりました…。次回は「水」をテーマによりディープな西条市を深堀りすると同時に、西条市をま~るく、フラットにすることができればと思います。



調査時の情報です。改修等で変更されている場合があります。

調査:2023年(令和5年)5月

ガイド:Sammy

編集:Eikyo