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特集

【柴へんろ】第6回 四十六番浄瑠璃寺・四十七番八坂寺

みなさんお久しぶりです。沙門明寿こと柴ちゃんです。
「柴へんろ」6回目は、新緑の季節に46番札所 浄瑠璃寺と47番札所 八坂寺の2か寺を参拝してきました。

浄瑠璃寺、八坂寺は松山市の最南部の久谷地区にあります。
松山市駅からこどもの城行きのバスに乗り、中心街を抜け国道33号線を走り、途中から旧道を通り、そして大きく左折、山を登って砥部動物園、総合運動公園を通り過ぎ約30分。西野というところに到着しバスを降りました。

そこから47番の八坂寺を目指したのですが、下っていくのかと思いきや、ずっと山へと登っていくので、本当にこの道で合っているのかと不安になりました。けれどもグーグルマップを信じて登っていくと道が開けました。現代社会は便利です!!八坂霊園の中を通り、無事に八坂寺にたどりつきました。バス停からの距離約2km。これまでで一番遠い道のりでした。

実は以前はお寺の前(久谷地区)を走る路線バスがあったのですが、廃線となってしまったため、現在バスを使って八坂寺・浄瑠璃寺へ行くにはこのこどもの城行きのバス路線を使って、西野のバス停からしばらく歩くようになっているのです。

さて、この日はゴールデンウィークの連休中ということもあり、大勢の白装束に身を包んだ参拝者がいました。すれ違う人と「こんにちは。」とあいさつしながら本堂へと向かいました。

ところで八坂寺は山門から本堂へはずっと階段となっています。けれども山門そばの駐車場へ続く道から境内に入ることができ本堂までいけます。境内は本堂・大師堂は石畳が敷かれており、自由に動くことができます。(西野から歩きの場合は山門を通らず本堂に行くようになります。)

本堂を訪れ、階段下でお経を唱えたのですが、久しぶりだったせいか先達さんのスピードに付いて行くのに必死でした。(先達さんによると、般若心経は生命のリズムで唱えなければならないとのことです。)

続いて大師堂へ向かおうとすると、本堂と大師堂の間に閻魔堂というものがあり、お堂を挟んで極楽の道と地獄の道の二つの道がありました。

先達さんから「さあ、どっちを選ぶ?」と問いかけられ、僕はなぜか地獄の道を選んでしまいました…。これからどんなことになるのかドキドキです。皆さん僕が無事に廻れることを願っていてください。

大師堂をお参りして、再び駐車場前の道を通り、納経所へ向かいました。残念ながら納経所前に段差があるので入ることはできませんでしたが、またひとつ御朱印をゲットしました。

八坂寺の参拝を終え、続いて46番の浄瑠璃寺へと向かいました。浄瑠璃寺までは600mと近くなので歩いて向かうことにしました。

少々アップダウンはあるものの里山風景が広がり、新緑もきれいで、風景を楽しみながら、途中であった人とあいさつをしながら到着することができました。

浄瑠璃寺も正面は階段となっています。けれどもそばの道を登っていくと境内に入れます。(八坂寺から歩いてくると駐車場前に先につきます。)

何気に置かれた柵を超えて一歩浄瑠璃寺の境内に入るとジャングルに入ったような気がするくらい、とても涼しく感じました。大きなご神木もあり、心癒されるスポットのように感じ、本堂・大師堂もとても趣があり、お遍路をしているんだな~という気分になりました。

ちなみに境内は土のままですが、踏み固められているので車いすでも普通に進めます。ただところどころに木の根っこが出ているので気を付けてくださいね。

参拝を終え、そばにある納経所へと向かいました。納経所付近、入口共に平らで、僕の車椅子でも何とか入ることはできたのですが、中で回ることができませんでした。けれどもお寺の方もとても優しくてここでも癒されました。

さて、今回で7ヶ寺お参りをし、松山にある88ヶ所寺は残り1ヶ寺となりました。これまでのところ思っていたより車いすで回ることができたので、介助者さんがいる方にはお勧めします。

最後に一句
太陽に光る新緑遍路道

それでは、またお会いしましょう。


八坂寺の詳しいバリアフリー情報はこちらにあります。

浄瑠璃寺の詳しいバリアフリー情報はこちらにあります。


柴へんろ第6回
調査・撮影 2023年(令和5年)5月

編集:IncluDe(インクルデ)